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2026年4月27日

UGCマーケティングで解決!リアル体験をSNSで資産に変える企画の源泉とは?
  • # 体験型コンテンツ
  • # SNS

コロナ禍を経て、企業のプロモーション活動における「リアル回帰」が加速しています。ポップアップストアや体験型イベントなど、顧客と直接接点を持つ「場」の重要性が再認識される一方で、現場の担当者様からは「イベントの熱量が一過性の盛り上がりで終わってしまう」「投資対効果が見えにくい」といった切実な悩みが聞かれます。

この記事では、イベントや展示会の企画・運営を担当されている方へ向けて、リアルな体験を永続的な資産に変える「UGCマーケティング」の活用法と、心を動かす企画を生み出すための独自の取り組み「BBアイデアソン」について解説します。

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企業のプロモーション活動で加速するリアル回帰と現場が抱える課題

デジタル全盛の時代にあっても、五感を通じたリアルな体験価値は決して色褪せることがありません。むしろ、デジタルでの接触が増えたからこそ、オフラインでの深いブランド体験が希少性を増し、重要視されています。

しかし、多くの企業がリアルイベントの実施を検討する中で、大きな壁となっているのが効果の不確実性です。株式会社COUNTERWORKSの「ポップアップストアに関する実態調査2024」によると、ポップアップストアなどのリアルイベントを実施しない・躊躇する最大の理由は「効果の不確実性(38.7%)」であるという結果が出ています。

具体的に下記のような懸念こそが、担当者様を悩ませる最大の要因といえるでしょう。

<企業がリアルイベントを実施しない主な理由>

・多額の予算をかけてイベントを開催しても、来場者数以外の成果指標(KPI)が曖昧で、社内評価が得にくい
・その場限りの“お祭り”で終わってしまい、次につながらない

この不確実性を打破し、体験の熱量を可視化して資産化するカギとなるのが、戦略的なUGC(ユーザー生成コンテンツ)の設計なのです。

なぜ今、リアルイベントにUGCマーケティングが不可欠なのか

リアルイベントにおけるUGCマーケティングとは、単なる「イベントの感想投稿」ではありません。この手法は、イベントという「点」の体験を、デジタル空間での拡散を通じて「線」や「面」へと広げ、ブランドの資産として蓄積するための重要な装置です。
具体的には、UGCマーケティングの実施によって、3つの大きな価値が生まれます。それぞれの詳細について、詳しく見ていきましょう。

一過性のイベントを資産に変える

従来のイベントは、開催期間が終了すればそこで接点が途切れてしまうことが一般的でした。しかし、参加者がSNSに投稿した写真や動画(UGC)は、イベント終了後もデジタル上に残り続けます。
楽しんでいる様子や感動のコメントがアーカイブされることで、イベントの効果は永続的なコンテンツ資産へと変換されるのです。

信頼性と拡散力による新規層へのリーチ

企業が発信する公式レポートよりも、参加者自身の言葉で語られるUGCは、圧倒的な信頼性を持ちます。
広告への抵抗感が強い層に対しても、友人や知人の投稿であれば自然に受け入れられやすく、認知拡大に大きく寄与するでしょう。

SNS活用におけるブランド構築の重要性についてはこちら
新たな風を吹き込むSNSを通したブランディングへの挑戦

感情の可視化と持続的な集客サイクルの構築

UGCは、参加者が「どの瞬間に心が動いたか」を示す感情のデータでもあります。投稿された写真やコメントを分析することで、「どの展示が最も心を動かしたか」「どの演出がシェアの動機になったか」といった定性的な効果測定が可能になるでしょう。

得られたデータを次回の企画やプロモーションに反映させれば、よりターゲットの感性に響く体験を提供できるようになります。結果として、次回はさらに質の高いUGCが創出され、それが新たな参加者を呼ぶという、持続的な集客サイクルを生み出すことができるのです。

体験をUGCに変換する3つのデザイン視点

UGCは偶然生まれるものではなく、意図的な設計によって創出されるものです。リアルな体験をデジタルのUGCへとスムーズに変換し、UGCマーケティングとしての成果を最大化するためには、下記のようなデザイン視点が不可欠です。

世界観デザイン:没入できる環境が投稿動機を生む

参加者がスマートフォンを取り出し、カメラを起動するのは、非日常を感じた瞬間です。単に商品を並べるだけでなく、照明、音響、空間演出を駆使してブランドの物語に没入できる環境を作り込むことで、「この世界観を切り取って保存したい」という強い動機が生まれます。

体験デザイン:感情が動く瞬間をシェアの瞬間に

「きれい」「すごい」といった視覚的な刺激だけでなく、「驚き」「発見」「共感」といった感情の揺れ動きこそが、シェアの原動力になります。一方通行の展示ではなく、参加者のアクションによって変化が起きるインタラクティブな体験を設計することで、より深いエンゲージメントと熱量の高いUGCが生まれるのです。

UGC創出デザイン:UI/UXで投稿行動へ導く

いかに感情が動いても、投稿するまでの手順が煩雑であればUGCは生まれません。体験をUGCに変換するには、会場内の案内サイン(UI)のわかりやすさや、スムーズな通信環境といった投稿プロセスにおける体験(UX)の最適化が求められます。

「自然とカメラを向けたくなるフォトスポットの配置」「ハッシュタグやQRコードの視認性確保」「ストレスのないWi-Fi環境の整備」など、投稿行動を阻害する物理的・心理的なハードルを徹底的に取り除き、スムーズにシェアできる導線を設計することが重要です。

UGCを生み出す企画の源泉「BBアイデアソン」

実際に、UGCを生み出す心が動く企画は、どのようにして作られるのでしょうか。ビービーメディアでは、全社員参加型の施策「BBアイデアソン」を定期的に開催し、解決手法が決まっていない段階から強い企画を生み出す土壌を育んでいます(アイデアソン:アイデアとマラソンを組み合わせた造語)。

ここでは、BBアイデアソンで実践されている、UGCにつながる企画創出の3つのアプローチをご紹介します。

多様な視点の融合によるユニークな世界観の創出

BBアイデアソン最大の特徴は、エンジニア、デザイナー、プランナー、プロデューサーなど、異なる職種のメンバーがチームを組む点にあります。
「最新技術で何ができるか」というエンジニアの視点と、「どのような物語を伝えたいか」というプランナーの視点が融合することで、単なる技術展示でも、ありきたりな空間演出でもない、思わず誰かに伝えたくなるユニークな世界観が創出されるのです。

インサイト起点の提案と感情の設計

表面的な映えだけを狙った企画は、ユーザーに見透かされ、深い共感は生まれません。
BBアイデアソンでは、ユーザーの潜在的な感情(インサイト)にもとづき、「なぜ人はそれをシェアしたくなるのか」「どのような体験が心を動かすのか」を徹底的に深掘りします。

感情を起点としたUX設計の重要性についてはこちら
感情の受け皿となるアイデアでより良いユーザー体験を

TECHPLA BASE連携による実装への接続

どんなに優れたアイデアも、実現できなければ意味がありません。ビービーメディアでは、クリエイティブラボ「TECHPLA BASE」と連携し、生まれたアイデアを絵空事で終わらせず、スピーディーにプロトタイピングを行います。
実際に動くものとして検証し、体験の質を高めることで、確実にユーザーの手元へ感動を届ける実装力を担保しているのです。

【資料ダウンロード】人が動くメカニズムを実装した展示会集客メソッド

本記事でご紹介した、UGCマーケティングに欠かせない3つのデザイン視点は、イベントや展示会の成果を最大化するための強力な武器となります。しかし、実際のブース設計や運営マニュアルに落とし込むには、より詳細なノウハウが必要です。
ビービーメディアでは、これらの理論を実践的なメソッドとして体系化したホワイトペーパーを公開しています。

<ホワイトペーパーで得られる知見>

・成功のカギとなる「ブランド理解」にもとづく「体験×SNS」デザインの手法
・熱量が「伝わる」体験を生み出し、資産化する企画の3ステップ
・ブランド価値を体験へ昇華させる具体的なアプローチ

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体験をUGCに変えるプロモーション設計図 「リアル」と「SNS」を繋ぐ熱量の好循環とは

これまでの「人が来ない」「伝わらない」という課題を解決し、来場者の記憶に残る展示を実現するために、ぜひ本資料をご活用ください。具体的な設計や企画のご相談も承っております。

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