企画演出
(映像ディレクター)

形になりそうなものを紡ぎだす

梶木 美玖
奈良県 2020年入社 
空間演出デザイン学科

企画演出(映像ディレクター)とは

まずは、先輩の企画演出(映像ディレクター)と共に、プランニングのアシスタントや助監督として経験を積み、基本的なスキルを身につけます。次のステージでは、プランナーとしてチームや個人で企画を担当し、コンセプトをまとめ提案します。助監督からディレクターへとステップアップする際には、企画を映像表現に具体化するための映像プランを考え、ディレクションを通じて一つの映像作品に仕上げます。

ビービーメディアの企画演出(映像ディレクター)では、映像だけでなく、テクノロジーを活用した体験コンテンツなどのクリエイティブな拡張にも取り組んでいます。

入社してから、今までの
キャリアを教えてください。

1年目は先輩ディレクターのもとでアシスタントとして案件を通して一連の進め方を学び、2年目から徐々にディレクションを任せていただけるように。
プランニングは、1年目から企画出しにも参加させてもらい、とにかく数をこなして学びました。
ひたすら実践を重ねていく環境はスキルアップにも繋がったと思います。
今では幅広い分野に挑戦させていただいております。

1年目
先輩ディレクターのアシスタントとしてついて回る1年。
プランニングにも参加させてもらいながら、ディレクションでも私にも考える場を作っていただきました。実際に仕事を見て盗み、喰らいついていく毎日。
2年目
半年間くらいは先輩に監修についていただきながらも、少しずつ自分一人でも案件をいただくように。
3年目
レギュラー案件も複数担当させていただけるようになり、愛着も責任感も増していく。
現在~
プランニングで競合で勝てる案を出せるようになったり、ディレクションも手をあげて自分のやってみたい分野にも挑戦させてもらっています。
幅広い案件に関わる機会があるので、日々刺激的で楽しくお仕事させていただいています。

ビービーメディアに入社した
きっかけを教えてください。

広告業界の中でも、どの分野に就きたいのかは、就職活動のタイミングで悩んでました。
大学では空間演出を学んでおり、舞台上でのストーリー構成も学んでいたので、そういったストーリーをカメラに収められる映像は自分の力を発揮できるのではないかと考え、最終的には映像部門でプランニング・ディレクションができるビービーメディアに入社を決めました。

入社後に感じたギャップ
(いい面も悪い面も)を
教えてください。

良くも悪くもギャップがなかったです。
仕事自体は大変なことも多いですが、つくることが好きなのでやりがいを感じています。
また社員の印象も、真面目だけどざっくばらんに相談に乗ってくれる方が多く、私自身ものびのびと仕事ができています。

あなたが思う、同じ職種で活躍している人の特徴は?

なんでもいいのですが、大好きなもの・熱中できるものがある人です。
アイデアを考えるときに、そのものに対してどれだけ深く愛を持って考えられるかが、出来上がるものにも大きく関わってくると思います。
詳しい分野がその人の強みになっていくので、たくさんあればあるほど活躍できる場が広がると思います。

企画演出の
業務フローを教えてください。

1:オリエンテーション
クライアントがどういった課題を解決したいのかオリエンの中で汲み取り、企画に落とし込んでいく
2:企画・提案
課題解決のためのアイデアを提案。様々な角度から商品やサービスについて深堀していく
3:スタッフィング
決定した企画や目指したい方向に合わせ、その分野が得意な方々を選出
4:制作準備
クライアントとイメージを擦り合わせながら、各スタッフにもイメージを共有、発注を行う
5:撮影・編集
撮影でも編集のことも頭に置きながらアングル、動き、ライティングを調整していく
6:ON AIR
作った広告に遭遇すると、自分の仕事が世の中に影響を与えてるんだと実感し、達成感も生まれます

業務でやりがいを感じた時は?

企画が採用された時や、仕上がったものに対してコメントをいただけた時はもちろん嬉しく思いますし、実際に制作していく中で、自分の頭の中で考えていたことがプロのスタッフによって組み上げられていく工程に、とてもワクワクしやりがいを感じます。

入社1年目からプランニング、2年目からディレクションも担当

苦労話を教えてください。
その時、それをどのように
乗り越えましたか?

案件数が増えていき、私の作業スケジュールが破綻しそうになったこともありました。その都度プロデューサーやプロダクションマネージャーの方に相談、協力していただきながら、スケジュール調整していただくことで複数の案件を進めることができました。
それぞれの案件でいい仕事をするためにも、しっかりスケジュール管理することは重要だと思います。

入社前に経験したことで、今の仕事に役立っているなあということがあったら教えてください。

いろんな国へ行ったことです。
異文化に触れることで新しい発見があり、その経験によって生み出されるアイデアもたくさんありました。
比較的時間がある学生時代にそれができたことはとてもよかったなと思います。
今でも勉強の日々。お休みをいただいて海外旅行に行ったり、休日は映画や美術館や展示会に足を運んだり、今までしたことのない体験を積極的に楽しむようにしています。

アイデアが浮かぶ瞬間ってどんな時ですか。

わたしは“アイデアが降りてくる”みたいなことはありません。
クライアントの課題から、いろんな方向へ糸を広げていく中で、形になりそうなものを紡ぎ出していくイメージです。
なのでしっかり机に向かって、よし!考えるぞ!と思って集中してアイデアを出しています。
もちろん自分自身やってみたい表現や手法は日々考えているので、課題に沿うようにアイデアに落とし込んでいってます。

今後のご自身の夢を
教えてください!

今はいろんな経験を積んでいきたいと思っています。
挑戦してみたいと思ったことを声に出すことで、先輩方がチャンスをくれる環境なので、日々刺激的に仕事をできています。
自分の得意なこと苦手なことをもっと知っていくことで、私にしかできないプランニングやディレクションができるように精進していきたいと思っています。

1日のスケジュールを
教えてください。

ある編集仕込み日の
スケジュール

10:00
出社。エディターさんへ指示出し。
11:00
出前編集部屋をぬけて打ち合わせに参加。
13:00
別件企画作業を進める。
15:00
編集のチェック。エディターさんと細かい調整をしていく。
18:00
編集仕上がり。次の日のための資料を作成。
20:00
退社。

企画作業やクライアントチェックで
これより遅くなる日もありますが、
業務が早く終わる日には早めに
退勤するなどして調整しています。