プロダクション
マネージャー

マルチプレイヤーを極めながら、
なにかのプロを目指す

河﨑 今日子
神奈川県 2018年入社 
服飾学部

プロダクションマネージャーとは

映像制作の現場では無くてはならない「要」。
プロデューサーと協力して、企画のサポート、撮影・編集の進行、 予算の管理などをします。
撮影に向けたスケジュールの管理や関係要所への連絡確認が主な職務になります。

将来はプロデューサーとして、CMだけに留まらずWeb・SNS・トータルなプロモーションまで、色々な分野とのコラボレーションをする事ができます。

入社してから、今までの
キャリアを教えてください。

映像の知識ゼロのままこの業界に飛び込んだので、入社当時はとにかく毎日が新しいことばかり。2年目でPMデビュー。自分で案件を仕切るようになってから、社内外問わず様々な人とコミュニケーションをとる機会が増え、仕事にやりがいを感じられるようになりました!プロの現場で中心に立って進行業務をするのは刺激的で、自分の存在意義を感じられる場所です。

1年目
ロケ地のリサーチ、撮影準備や資料準備など・・・とにかく毎日仕事に追われていました!自分が買い出しで見つけた小道具たちが、TVCMで映っているだけで「あれ私が見つけてきたやつ!」って周りに自慢するくらい嬉しかったのを覚えています(笑)
2年目
入社2年目にすぐPMデビュー!最初はプロデューサーやスタッフに助けてもらいっぱなしでした...(笑)
3年目
小さい案件から徐々に経験を積み、大手クライアントの案件も任せていただけるようになりました!
4年目
スタッフとのコミュニケーションも円滑に取れるようになり、仕事がどんどん楽しくなっていきました!
5年目
後輩の実務面のサポートをするコーチャーとして育成にも携わるようになり、案件以外の社内のプロジェクトなどにも参加することで、仕事の領域が広がりました。
現在~
レギュラー案件も複数持たせていただき、仕事に誇りを持って日々取り組んでいます。人とのつながりがとても大事な仕事なので、楽しみながら、自分のカラーを大切にして働いています。

広告業界で働こうと思ったきっかけを教えてください。

小さい頃からモノづくりが好きで、絵画・工作・音楽・服飾など色々なモノづくりに取り組んできました。しかし1つを極められたことはなく、将来何になろうか悩んでいた時に、「プロダクションマネージャー」という仕事を知りました。
初めは検索したり、企業の説明会に参加して、なんとなく広告業界の概要を知りましたが、就職活動をしていくうちにより興味が湧き、最終的には広告制作会社に絞り面接を受けました。

入社後に感じたギャップ
(いい面も悪い面も)を
教えてください。

ギャップはほとんどなかったです!
強いて言えば、広告業界は残業が多くてプライベートなんてほぼなくなるだろうなと覚悟していたのですが、PMになってからはある程度自分でスケジュールもコントロールできるし、裁量労働制なので、自分のスタイルで勤務ができていて割と自由な環境にいると感じています。
撮影前後とかはびっちり働いてますけどね!!(笑)

プロダクションマネージャーの
業務フローを教えてください。

1:オリエンテーション
商品の特徴や訴求したい内容をクライアントからヒアリング
2:企画・提案
プランナーが考えた企画を資料にまとめ、クライアントに提案
3:スタッフィング
監督の提案、撮影・照明・美術などのスタッフ決め、出演料や契約料の交渉
4:制作準備
全体のスケジューリング、ロケ地の手配、資料探し、撮影に向けての発注など
5:撮影・編集
撮影現場の段取り、オフライン・オンラインの段取り、CGやナレーター・音楽の発注など
6:ON AIR
完成物の納品、最終の金額交渉、出演者等の契約確認

業務でやりがいを感じた時は?

毎日ですね。
様々な人とコミュニケーションをとっている時間も、プロのスタッフが集う撮影現場でも、エディターさんが編集しているのを横目で見ている時も、自分の携わった映像がTVで流れている時も、、常にやりがいを感じてます。
だって自分が携わったものが世の中の大勢に見られるなんて、私すごくない?って思いながら仕事してます(笑)

苦労話を教えてください。
その時、それをどのように
乗り越えましたか?

1年目の頃、こんな仕事辞めてやるって思ったことがありました(笑)
理不尽なオーダーや、雑用を押し付けられてる気がして、どうしてやらなきゃいけないの?って理解できなかったです。
でも2年目のある日、監督に「全員に役割がある。君が制作進行としてやるべきことは何?自分にしかできない仕事をしようよ」と言われ、その仕事を任せられた意味を常に考えるようになりました。
弁当発注にしても、すごく美味しいお弁当を手配できたら、スタッフがやる気を出して、完成物の良さがもう1ランク上がるかもしれないとか。そういうことって沢山世の中にあるんですよね。

実際の撮影現場の様子

入社前に経験したことで、今の仕事に役立っているなあということがあったら教えてください。

実は元々めちゃくちゃ人見知りで...!
今では雑談クイーンと呼ばれるくらい人と話すの大好きなのですが(笑)克服した方法があるんです。
プロダクションマネージャーはコミュニケーションが大事と聞いていたので、就活中、面接控室で初対面の就活生に話しかける特訓をしていたんです。それから他でも自分から話しかける習慣をつけました。
コミュニケーションスキルは、性格も会話のセンスも関係ありません、経験値です!!

今後のご自身の夢を
教えてください!

何かのプロフェッショナルになるのが夢です。
今は制作進行として、ある種なんでも屋さんというか、マルチプレイヤーになることを極めようとしているので将来は〇〇のプロ、というスキルや肩書きが持てたらいいなと思っています。
何のプロになるかはまだ模索中です!

1日のスケジュールを
教えてください。

ある編集試写の
スケジュール

09:30
出社、編集作業開始
(資料を元に動画のチェック)
12:00
出前ランチ
15:00
監督IN(監督チェック)
17:00
クライアントIN(試写開始)
19:00
試写終了→納品物の確認
20:00
メールにて納品完了、退社

日によって業務のボリュームが違うので、
深夜・早朝になることもありますが、
自分でスケジュールを上手く調整し、
仕事とプライベートを両立させています!

学生の皆さんに
一言お願いします!

私の学生時代は、将来像が全く見えず、就活の中でやりたいことをやっと1つを見つけることができ、この仕事に就きました。何か大きな夢がある人も、まだわからないけどなんとなく興味がある人も、まずは広告の世界に飛び込んで様々な人を見てみてください。そして成長し、まだ見ぬ未来に向かって突き進んでください!
ぜひビービーメディアとご縁があれば、お互いを高め合えるような仕事を一緒にやりましょう!