こんにちは、人事の「くろき」です。
一度は退職…新たな武器を手に戻ってきた社員がいます。
デザイナーの「こばやしさん」、よろしくお願いします!
お久しぶりです、よろしくおねがいします!
こばやしさんは、もともとデザイナーとして入社され、一度退職しましたよね。
ビービーメディアを辞めよう…と思った理由を聞いてもいいですか?
そうですね‥‥人事を前に言いにくいですが(笑)
ビービーメディアは制作会社なのでクライアントの声を聞くことはすごく大事なことで、その中でうまく自分の意向を組み込めることができればよかったのですが、その当時の自分は自分の想いと違った方向に物事が進んでしまうことに焦ったり、「自分は誰のためにデザインを作っているんだろう?」と悩んでしまう時期がありました。
そして、デザイナーとして一皮剥けるためには、歴史のある企業から離れ、これから会社文化が育っていくような環境に身を置いて、自分の力を試してみようかなと思ったのがきっかけでした。
なるほど~
フレッシュな会社は新たに生まれることが多く、刺激的な環境だったのではないでしょうか!?
そうなんですよね。
入社したのは、BtoB向けのアンケートツールを開発・運用する事業会社で、社員数も20人ほど。デザイナーも自分が初めてという環境でした。
UXデザイナーというポジションで、開発チームと営業チームの間に立って、要件整理や新機能の仕様を詰め、デザインを起こすことが主な業務。
ビジュアル作りだけでなく、仕様を固めるために関係者を集めて会議開いてファシリテーション役を担ったりと、これまでの自分の中での「デザイナー」とは違う仕事の仕方を経験させていただけたなと思います。
あと圧倒されたのは、コミュニケーションの量!
ビービーメディアも比較的コミュニケーションに長けたメンバーが多いとは思うのですが、ベンチャー企業では、情報のやり取りや意見を交わすことにいい意味で貪欲で、社内のチャットツールで誰かがなにか投稿すると、ものすごい数のスタンプがついたり投稿に対する会話が続いたりしていて、キャッチボールが活発でした。
大変だけど、やりがいはありそうですね!
そんな場所を経験しつつ、敢えて古巣に戻りたいと思ったのはなぜですか?
前職で、ユーザー中心のモノ作りの考え方の資格(人間中心設計)をとっていた方がいて、人間中心設計という考え方を調べて勉強するにつれて、僕自身が転職時期に考えていた「誰のためにデザインを作っているのか?」の拠り所が少し見えた気がしたんです。
そして「あれ?これビービーメディアでやってみたら、もっと面白いことが出来るかも?」という気持ちが生まれてきました。
他社に移りながら、ビービーメディアでやってみたら…
という気持ちになったのは、すごく光栄です。
元々ビービーメディアのメンバーは好きでしたし、チャレンジさせてもらえる風土があるのはわかっていたので(笑)
もしそれが実現出来たら、自分自身も納得いく制作物をつくることが出来るし、クライアントの先にいるエンドユーザーにもより良いクリエイティブ/制作物が作れるんじゃないか?と思いました。
一度会社を離れた身ですし、どうしようかな…と思ったのですが、もう一回、ビービーメディアでチャレンジしたいと、自分から当時の上司にコンタクトを取りました。
そして、再度ビービーメディアに戻ってきて、これからのこばやしさんのチャレンジは?
戻りたいと思うきっかけになった「人間中心設計」の考え方を踏襲した制作プロセスを社内に広めていきたいです。
UXをどう考えたかを言語化、視覚化して、クライアントに提案できればさらにより良い提案になると思っているので、ビービーメディアの仕事のスタイルに合う形で、まずは小さな成功事例を作っていって、徐々に人間中心設計の考え方を体現していきたいなと思っています。
新しい風を吹かせるという意味ではUXデザイナーやUXディレクターのような職域を作って、自分がリードしてみるのも面白いんじゃないかと密かに考えています。
頼もしいです!
そうやっていろんな風や色が混ざり合って生まれる化学反応を楽しみにしています!
最後に、こばやしさんの転職の満足度を★5つで教えてください!
★★★☆☆(星3つです!)
冷静に考えると、一度出ていった人間をまた迎え入れてくれる組織なんてほぼないと思います。
自分自身、まだ満足できる働きをできていないので、現状は★3つとしました。これから頑張って、満足度を上げていきたいです。