遠隔地勤務

会社がくれた、退職以外の新たな選択肢

アートディレクター
藤井 祐一
岡山県出身 2005年入社

プロフィール

デザイナーとして入社しアートディレクターへキャリアアップ。
柔和で繊細な作品から、武骨でパワーのある作品まで、幅広い領域のデザインを担当。
趣味はDIY。
天気で色が変わるライトや会議室のサインプレートなど、社内にデザインを取り入れ、クリエイティブな環境作りを提案している。

くろきさん

遠隔地で仕事をするメンバーに、人事の「くろき」がお話を聞いてみたいと思います。
アートディレクターの「ふじいさん」お願いします!

ふじいさん

よろしくお願いします!
何聞かれるんだろう‥

くろきさん

ふじいさんは遠隔地でお仕事をされていますが、なぜそのような働き方になったんでしょう?

ふじいさん

僕が今住んでるのは、なんと、長野県。とても東京まで通える距離じゃないですよね(笑)
元々は都内に住んでいて、みんなと同じオフィスに在籍していました。
結婚を期に長野に転居することになったのですが、とても通えない距離だし退職するしかない…と考えていました。そして上司に退職の意を伝えたところ、「遠隔地勤務で働く気があるなら会社に提案しようか?」 と言ってくださり、会社が特別に認めてくれました。

くろきさん

そんな流れがあったんですね!
とはいえ、長野と東京の距離。メンバーとのコミュニケーションはどのように工夫していますか?

ふじいさん

月に2~3回は東京のオフィスに行くんですが、そのときはちょっとした雑談の時間を取ってメンバーに話しかけるようにしています。
業務外の雑談の時間があったから、物事が進みやすくなったと感じることがあります。
メンバーや進行状況にもよりますが雑談を多めに取り入れて、近況を聞くように(伝えるように)していますね。

くろきさん

確かに!ふじいさんとは顔を合わせることは減ったけど、会ったときに会話をしているので、いつ会っても久しぶりな感じが全然ないです!(笑)
でも遠隔地勤務だからこそ困るところもあるのでしょうか。

ふじいさん

僕は元々アートディレクターとして、Webデザインを中心にレイアウト、装飾からUI、UXも視野に入れつつビジュアル全般を担当していたので、遠隔地勤務が実現しやすい職種でした。
だから、仕事の内容の変更点は特に無いです。
ただ、人数の多い会議体ではテレビ会議用に機材を用意してもらったりすることもあり、自分ひとりの行動ではなく、僕のために誰かに動いてもらう場面があるので、気を使ってしまう時も正直あります。

くろきさん

ちなみに、働き方がガラリと変わって、周囲の反応はどうでした?

ふじいさん

家族、同僚、友人含め反応はとても良いです。
家族にとっては「家のことができること」が良いことでしょうし、同僚には「働き方の柔軟性」を知り自分の将来をを考えることができるでしょうし、友人は「働く環境の選択の幅がある会社」としてみてもらえる。 僕自身も、感謝しきれないほどで、どうやって恩返しできるかな?と考えています。

僕だからできる輝かせ方もあると思うので、これから恩返しの方法、考えていきます。

くろきさん

そんな地方と都心の良さを知る男、ふじいさんですが、
最後に、現在の働き方について満足度を★5つで教えてください!

ふじいさん

★★★★★(星5つです!)
退職しなきゃと思っていた自分に、続ける選択肢を用意してくれたことに大満足です!
なんでも許される会社ではなく、本人の実績を考慮しながら、個人にとって最良の待遇を考えて歩み寄ってくれる会社だなと思います。