No.7

新たな風を吹き込むSNSを
通した
ブランディングへの挑戦

SNSプロジェクト

SNSの運用案件やSNSも含めたWebプロモーションの施策が増えてきた中、2021年に社内のSNS案件に関わるメンバーで「SNSプロジェクト」が発足されました。プロジェクトを通して行ってきたこと、プロジェクトを通してこれから挑戦していきたい事を伺ってみました。

  • 吉田 安沙|Webプロデューサー

    2013年入社
    SNSプロジェクトリーダー。普段はWebサイトやインタラクティブコンテンツのプロデューサーやディレクターの仕事に従事。

  • 久保田 千晶|SNSディレクター

    2018年入社
    SNS案件の企画提案、撮影スタッフから投稿まで一手に担っている。

  • 大伴 峻也|TVCMプロデューサー

    2012年入社
    TVCMの撮影案件をメインに手掛ける傍ら、SNSに関わる数々のWeb動画の製作をプロデュースしている。

高まり続ける
SNSによるブランディングの重要性

皆さんは今どんな案件を担当しているのでしょうか。

吉田 私はいま複数のSNS案件の運用を担当しています。
ビービーメディアでは、これまでWebサイトとCMを一緒に制作することは多かったのですが、そこに加えてSNSを任せていただくことが増えてきました。
案件によるのですが、具体的には、SNSの全体設計、投稿クリエイティブの作成、キャンペーン等を中心に行っています。

大伴 最近はCMだけでなくWeb動画からSNS用の撮影まで、トータルでご依頼いただくことが増えてきてますね。

久保田 SNSに関しては、最近では広告配信や分析など、マーケティング領域まで担当するようになってきています。

大伴 そうですね。SNSは、もはやブランディングには欠かせないものになっていて、ターゲットによっては、CMよりもSNSの方がコミュニケーション上重要な役割を果たしている場合もありますよね。

久保田 SNSって即時的なものなので、本当にお客さまと密なコミュニケーションを取ることになるんです。

吉田 SNSを含めたトータルコミュニケーションに関わることで、よりお客さまと近いところで一緒にブランディングしていくことが出来ていると思います。

トータルコミュニケーションを
考えて生まれた「SNSプロジェクト」

SNSプロジェクトが出来上がる経緯を教えてください。

吉田 SNS案件に関わる中で、もっと即時的に提案をしていきたいという話をするようになって。そこから、みんなでトレンドをシェアし合い、知見を随時アップデートしていくようなことをしたいという人たちが集まって、SNSプロジェクトがはじまりました。

久保田 最初は、トレンドのリサーチ内容をシェアしたり、知見を共有したりすることが主な活動だったんです。でもどんどん興味を持っていく社内の人たちも増えていって、気が付いたら、より実践的なプロジェクトになっていました。

勉強会のミーティング風景。

吉田 新規施策の提案に向けてのディスカッションや、これまでやっていなかった分野の開拓、新しいツールの勉強も行っています。また、他社とも、SNS案件の企画や運用の方法、使用ツールの情報交換等を積極的に行っています。

SNSプロジェクトの成果

実際に活動を通して日々の仕事での変化はありましたか?

久保田 活動を通していく中で、少しずつ案件にも反映することができるようになって。プロジェクトで調査した内容を活かして提案を行って、新規コンテンツの獲得につながったり、SNSアカウントで伸び悩んでいる部分をプロジェクトメンバーで解析し、意見交換することで改善につながるといった事例もありました。

大伴 アクアレーベルのSNSアカウントリニューアル、SENKAのInstagram開設等は、まさにそういった事例でしたね。

吉田 あと、プロジェクトの活動ではただ専門的な知識を集めるだけではなく、社内の若手メンバーの素直な意見も取り入れることで、多面的にディスカッションできる場にもなっています。

SNS案件とSNSプロジェクトから
見えてきたこと

SNS案件を多く担当されてるみなさんが今感じていることを教えてください。

吉田 SNS案件をやっていると、他のデジタル施策よりもより一層、反応がすぐに見えてくるなと感じます。また、一緒にブランドを作っているクライアントさんとは、必然的にスピーディなコミュニケーションを取ることになってくるので、そういった意味でも、これまでよりも密にやり取りし、さらにブランドに深く関われていると感じます。

大伴 SNSで寄せられたコメントをふまえた企画提案をしたり、グーグルアナリティクスで解析した結果をWebサイトだけでなくSNSにも活用したり、SNSで起こったことをすぐにWebサイトや動画の制作に反映できたり、その逆でWebサイトや動画で起こったことをすぐにSNSで発信できたり。発信する側として、より近いところで制作できるようになったと思います。

吉田 ブランドとユーザーの接点を考えた時に、SNSはユーザーが最初にブランドに出会う場所になりやすいですよね。さらに、ユーザーは、良いと思ったものを口コミしたり、拡散していって、それがどんどん広がってブランドや商品が有名になっていく、ということがSNSではよく起きていると思います。だからこそ、ブランド側もユーザーが求めていることにすぐ反応して発信する。なんていうか、対話する、一方通行じゃないコミュニケーションが重要ですよね。

久保田 一発屋じゃない、毎日のコミュニケーションの積み重ねが、ブランドを作っていく。そういうことを、SNS案件を通して感じます。恋人のように相手が何を求めているのか、相手に何を届けたいのか、よーく考えて大事に関係性を築いていくのがSNSでは重要だと思います。笑

吉田 これからは、SNS・Webサイト・動画などのトータルコミュニケーションでのご依頼がもっと増えてくると思っていますし、自分たちもそういったご要望に応えられるように常にアップデートと準備を怠らないようにしたいです。

これからの挑戦のために

最後に、みなさんが今後チャレンジしてみたいことについて教えてください。

久保田 SNSを加えた新たな3軸で、さらにお仕事を増やしていきたいです。制作から運用まで一貫してやれるのがビービーメディアの強みになればいいなと思います。

大伴 最近は、インスタレーションやライブ配信といった体験コンテンツの仕事にも興味があり、携わるようになっていて。
あと、出来ればSNSを通して今までやってないジャンルに取り組んでいきたいです。

吉田 今はInstagramとX(旧Twitter)のお仕事がメインですが、今後の時代の流れとともに、新しいツールが出てもいち早く反応して案件の運用に繋げていきたいなと思っています!

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